産業お役立ちコラム

でらうま!SABA缶

でらうま!SABA缶写真

お昼に外に出たところ、東京商工会議所1階多目的スペースに物産展が出ていたので行ってきました。
テーブルの上には木桶が置いてあり、お醤油づくりの真っ最中。

SABA缶やナッツの試食があったのでそれぞれ頂いてみたところ、木桶ならではの風味が味わえてとても美味しい。
SABA缶は、白い缶と黒い缶があり、白い缶は木桶醤油と木桶酢が使われていて、私はこちらが好み。黒い缶は木桶仕込の八丁味噌を使ったもの。八丁味噌の濃厚なコク、独特の渋味なども感じられます。黒い缶に使われている八丁味噌は、まるや八丁味噌とカクキューさんのお味噌をブレンドしており、ワインが欲しくなります。

木桶とタンクの違い

タンクは、プラスチックや鉄製の素材になる為、微生物が住み着く場所がなく添加されています。仕込みが終われば洗浄をしてしまいます。温度コントロールもしやすい為、常に安定した品質で大量に作る事ができます。
木桶の特徴は、微生物が木桶に住み着く事ができること。長い時間をかけ、独特の生態系を作り出すため、この蔵にはこの菌はいるけど、蔵が変わればまた違う菌がいるという事も多いのだそうです。
という事は、味の個性がそれぞれ出てくるという事ですね。安定した味と個性のある味。
料理によっては、醤油だけでシンプルに味わうものもあれば、醤油以外に沢山の調味料を使うものもあります。料理によって使い分けてみるのも食の世界観が変わりそうです。

味噌蔵.jpg

今回の物産展の担当者にお話しをお伺いしたところ、「未来に日本の素晴らしい伝統を残したい。現代人は綺麗好きすぎる。直ぐに消毒したりして体に大切で必要な常在菌まで減らしてしまっている。アトピーの人も増えている。現代人は、お腹が空いたらお腹いっぱいになれば良いと、余り体や食べ物の事を考えずに生活している人が多い。昔から日本にある伝統を次の世代に伝え、地元も協力頂いている関係企業も人も元気になって頂きたい」と仰っていました。

こちらの商品は、信濃屋食品(https://www.shinanoya-tokyo.jp/)さんがお取り扱いされています。

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