子供たちの健康気になりますよね。中耳炎や喘息、副鼻腔炎はよく子供がなる病気のイメージがあります。
私も子供の頃同じクラスに喘息持ちの子がいて、夜眠れない事が多く、午前中はお休みし午後にやっと出てくる友達がいました。その子は中学生になると、午後の登校が当たり前のようになりだんだんと学校へも来なくなっていき疎遠になりました。
本人は身体も辛いと思いますが皆と一緒に学んだり遊んだりする楽しみの機会も減り、だんだんと自分の世界へ引きこもりがちになりやすくなるのは容易に想像ができます。 
こういった症状の原因をもし家族が作り出しているとしたら・・・。と考えた事はありますか？病気一つで大事な家族の人生が左右されるとしたら。

子供の健康被害の原因は ・・・

実は、子どもの喘息や副鼻腔炎、中耳炎などには家族の喫煙と強い関係があることが報告されています。
その他、慢性受動喫煙症と言われている疾患は、学物質過敏症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、ＣＯＰＤ，小児の肺炎、身体的発育障害などがあります。

タバコをやめられない人の多くには、健康診断で特に大きな問題を指摘された事はないと思います。「自分はタバコを吸っているけど、自分の身体なんだから勝手だろう」という方。その価値観を否定も非難もしたいわけでもありません。しかしご家族や子どもの健康や人生に支障をきたしていると考えてみるといかがでしょうか。
そして今はタバコと自分の健康問題の関係性を知らない子供が成長し、気づいた時、なぜ自分の健康をもう少し真剣に考えてくれなかったのか疑問に思う時が来るかもしれません。
また、喫煙者のパートナーは、非喫煙者のパートナーよりも肺がんになりやすいという日本の研究データも報告されています。