産業お役立ちコラム

なぜ?幸福度トップのフィンランドなのに

なぜ?幸福度トップのフィンランドなのに写真

フィンランドは幸福度ランキング5年連続1位に輝き、新型コロナウィルスが流行したあとも、トップを維持しています。しかしその反面自殺率が日本と同様に高くあるのも事実です。一つは気候が厳しくて日照時間が短い冬が自殺を引き起こす理由ではないかと言われています。そしてアルコールと薬物の依存も原因になっています。

セロトニンが遺伝子的に日本人は少ない

セロトニンは幸せホルモンと言われているのは有名なお話。しかし残念な事にセロトニンの分泌量は遺伝子的に日本人は少ない傾向にあります。S型は分泌量少なく、L型は分泌量多くなっています。このS型とL型が組み合わさり、3種類の組み合わせができます。

SS型・・・かなり少ない 
SL型・・・普通
LL型・・・かなり多い

そして、このセロトニンの分泌がかなり少ないSS型はアジア人に多く、アジアの中でも日本人の保有率が高く8割以上がこのSS型の遺伝子を持っていると言われています。日本人8割、中国人7割、台湾人7割、アメリカ人5割未満。一番少ない人種はアフリカ人です。
セロトニンの分泌がかなり多いLL型は、日本人の保有率は2%未満に対し、アフリカ人が一番LL型が多いと言われています。アフリカ人は明るく笑顔が多い印象で何となくイメージがしやすいですよね。

SS型の日本人は常にセロトニン不足

SS型の人は、セロトニンがリサイクルされずに失われていきます。その結果、慢性的にセロトニン不足になります。8割以上の日本人がそうであると考えると日本人ならではの気質ともいえます。不安を感じやすい日本人は、事前に準備や確認に用意周到であり細部まで細かくチェック。海外ではミーティングが時間どおり始まらない、電車が時間通りに来ないような地域もある事を考えると、日本人の気質も案外良いなと思ってしまいます。

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