産業お役立ちコラム

血糖コントロールに役立つ低GI食品

血糖コントロールに役立つ低GI食品写真

ここ数年、低糖質のお菓子や商品など「糖質オフ」に注目が集まっています。
糖質オフのメリットとして、血糖値を上げにくいということがありますが、その血糖値にも種類があることはご存じでしょうか?

血糖値とは血液中の○○の濃さ

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃さを指し、食事ストレス運動など様々な要因で変動します。血糖値に関する検査項目はいくつかあり、検査前日の夜から飲食しない場合にはかる「空腹時血糖」、飲食した場合は「随時血糖」、それ以外に「糖化ヘモグロビン」いわゆる「HbA1c」があります。 

それぞれの基準値は、空腹時血糖が100㎎/dL未満、随時血糖は140㎎/dL未満、HbA1cは4.7~5.5%となります。ヒトは食事をすると、血糖値が高くなります。自然なことです。
ただ、その血糖値が高い状態が続くと、血管内を傷つけ、脳や心臓に悪影響を及ぼすため、日々の生活に目を配る必要があるのです。

低GI食品を選ぼう

血糖値が高い場合、暴飲暴食の是正なども改善方法の1つですが、「低GI食品を利用する」という方法はいかがでしょうか?
GI値とはグリセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇度を表す数値です。

GI値食品を選べば、血糖は急激な上昇をし、逆に低GI値食品を選べば、血糖値は緩やかに上昇します。血糖値を気にされている方は、通常時に食べているお米やパンを、低GI値食品の玄米、ライ麦や雑穀パン、そばなどに変えるのもいいのではないでしょうか。
ただ、低GI食品であっても過剰に摂取するとエネルギーの摂りすぎになってしまい、血糖コントロールの妨げになります。食事の際はGI値だけでなく、1食あたりのエネルギー(kcal)にも注意するようにしてください。

食事の際は食品のカロリーとGI値に注目して献立を組み立て、うまく血糖コントロールを続けていきましょう。

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