日本人の3～4人に一人が頭痛持ちと言われており、頭痛でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
特に女性に多いといわれる片頭痛ですが、飲み物や食べ物に気を付けることで、ある程度予防できるといわれています。片頭痛を起こしやすい体質なら、ぜひ知っておいてほしい栄養素ついてご紹介します。

片頭痛とは

一次性頭痛の一つで、ズキンズキンと痛むタイプの頭痛で、多くは頭の片側で起こります。
月に数回、数時間～3日程度痛みが続くことが多く、痛みが起きると、光や音･匂いに敏感になり、吐き気等を伴うこともあり、日常生活に支障をきたすこともあります。男性に比べて女性に多いと言われています。
なぜ、女性に片頭痛が多いのでしょうか。

・月経前後や排卵･更年期等､女性ホルモンの影響
・遺伝的要因
・ストレスや痛みそのものに対して反応性が男性と異なる

その他にも、天候や睡眠不足などさまざまな要因が考えられます。
対処法としては、頭痛発生時は、入浴は避け短時間でシャワーのみにする、暗く静かなところで休む、首筋等を冷やすなどで痛みが和らぐことがあります。

頭痛をやわらげる栄養素

マグネシウム (緊張を和らげる作用)
豆腐や納豆などの豆製品、ゴマ、わかめ、ひじきなど

ビタミンB2 (血管や神経の興奮を抑える働き)
アーモンドや納豆、モロヘイヤ、レバー類、バナナなど

カフェイン (血管を収縮させ、片頭痛による痛みを軽減)
緑茶、コーヒー、紅茶など

片頭痛の原因となる可能性がある食品

赤ワインなど、アルコール類、チーズ、チョコレート、ピーナッツ、豚肉、人工甘味料　　など

薬のような即効性はありませんが、地道に片頭痛の予防・症状軽減に効果的な生活を続けることで、ある程度コントロールできるようになると言われています。ただし、痛みが強くつらい場合には我慢せず、医療機関で医師の診察を受けましょう。