夏バテはよく聞く言葉ですが、実は冬に起こる季節性の体調不良「冬バテ」で心身ともに疲弊している方もいらっしゃいます。気づいていないだけで、あなたもその一人かもしれません。

冬バテとは

夏バテはは、食欲の低下、倦怠感、不眠などが主な症状としてあります。一方冬バテは、疲労感・倦怠感・頭痛・肩こり・不眠、風邪などの感染症を繰り返すのが特徴とされています。冬バテは、秋から冬にかけて引き起こされることが多いと言われています。夏のように暑い日から急に気温が下がり冬のように寒くなったりと、その寒暖差で自律神経が上手く働かなくなり、さまざまな体調不良が現れます。このように外気温の寒暖差で自律神経が乱れますが、実は家の中でもこの温度差が生じているところが主に脱衣所やお風呂です。

こんな症状はありませんか？

自律神経の乱れから引き起こされる為、自律神経失調症とよく似た症状が多く生じます。この時期に気持ちが落ち込みやすいのは、冬バテの一つとも言われており、「冬季うつ」「ウィンターブルー」とも呼ばれていますが、うつ病とは少し異なります。

気分的なもの

・落ち込み・気力減退・集中力低下・イライラ・倦怠感・不眠・趣味等が楽しくない

からだの調子

・倦怠感・頭痛・肩こり・動悸・めまい・寝つきが悪い・眠りが浅い・食欲の不振/過多・イライラ・気持ちが晴れない・集中力の低下・疲れが取れない・冷え・下痢/便秘・感染症にかかりやすい

冬バテかもと思ったら

自律神経が上手く働かないことにより症状が出やすくなっています。その為、食生活では過度なカフェインの摂取や、冷たい食べ物の摂取は控えましょう。また、ストレスをためないように日頃から解消するように心がけ、血行を促すように適度な運動も行いましょう。
家の中の寒暖差も注意。エアコンのタイマー機能を使用したり、入浴する際は予め部屋を暖めておくなど少し工夫をしてみてください。