産業お役立ちコラム

乾燥を感じたら食べてほしいもの

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秋から春頃まで乾燥が気になりますよね。身体の乾燥が進むと粘膜も同様に乾燥して風邪のウイルスにも簡単に侵入されてしまいます。
そんな季節に是非食べてもらいたい食材は「白い食べ物」乾燥で弱りやすい呼吸器系の肺、鼻、のどを潤します。また、肺は大腸との繋がりも深いので下痢や便秘で悩んでいる方にもおすすめです。

呼吸器系を潤す食材

以前私も中華料理・薬膳料理を習っていてその先生の教えの中に、「乾燥の季節には肺を潤す白い食べ物を積極的にとること」と何度も教えられました。乾燥しやすくなると感染症にもかかりやすいので、乾燥を感じる前に対策をしたいですね。
薬膳は難しいと感じやすいのですが、実は日頃皆さんが食べている食材の中にもたくさんあります。

・大根・蕪・れんこん・白ごま・山芋・豆腐・牛乳・カキ・イカ・梨・ぶどう・はちみつ・柿・落花生・松のみ・バナナ・えのき・えりんぎ・しめじ・白きくらげ

おすすめは白きくらげ

中でも潤す食材として有名なのは白きくらげです。白きくらげは、昔は王妃様しか食べられなかった大変貴重な、きのこの一種でした。今では人工栽培の技術も発達して、簡単に手に入る食材となりました。実はこの白きくらげは、ツバメの巣に匹敵するコラーゲンの含有量で、内側からハリとうるおいを与える非常に優れた美容食材です。よく見かけるレシピは梨と一緒に煮たコンポートが有名です。よく煮ていくと白きくらげ特有の粘りも出てきます。その粘りが粘膜を保護する作用があります。中国産と国産のものがありますが、比較すると国産のものは少し粘りが少ないようです。

白きくらげ.jpg

まだまだ寒い乾燥した季節が続きますので、鍋料理など囲みながら心身共にほっと温まってくださいね。私のお勧めは豆乳鍋です。美味しく潤ってしまいましょう!

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