産業お役立ちコラム
気分の落ち込みやイライラについて
「イライラする」や「何だか気分が落ち込む」といった症状について、特に女性は、PMS(月経前症候群)の症状や、更年期の症状で強く現れるという方も少なくないでしょう。他にも、日頃のストレスなどでも引き起こされがちですね。そういった症状を少しでも改善する為の食事からできる対策をご紹介します。
イライラや情緒不安定なときは、神経が緊張・興奮しているかもしれません。リラックスするために心がけたい食事として、以下のようなポイントをおさえましょう。
カフェイン
カフェインが含まれているもの(コーヒー、紅茶、緑茶など)やアルコール類を控える。カフェイン・アルコール類は神経を興奮させる働きがあるので、控えめにしたい成分のひとつです。
お菓子やレトルト食品、ファーストフードなどを控える
特に、お菓子に含まれる白砂糖は血糖値の急激に変動させるので、PMSのイライラを強めてしまう効果があります。
主食・主菜・副菜のバランスの良い食事を心がけ、必要な栄養素をしっかり摂りましょう。
大豆製品を多く取り入れる
女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンという成分が多く含まれています。カルシウムも多く含まれているので、豆腐や納豆、豆乳など1食はぜひ取り入れてみてください。
セロトニンの原料となる『トリプトファン』を含む食品をとる
セロトニンは脳内の神経伝達物質で、興奮を抑え精神のバランスを整える作用があるため、「幸せホルモン」とも呼ばれます。セロトニンが不足するとイライラしストレスを感じやすくなることがわかっています。
セロトニンの原料となる「トリプトファン」というアミノ酸は、人間の体の中では作られないため、食べ物から摂る必要があります。乳製品、大豆製品、ナッツ類、に含まれています。
その他にも、ストレッチや散歩などの適度な運動や、心身ともにリラックスするのを心がけるのも大切です。うまく気分転換して、毎日を健康に過ごしましょう!