産業お役立ちコラム
筋肉が脂肪よりも重い秘密
「ダイエットをしよう!と筋トレを始めたのになぜか体重が減らずに増えた・・・。」そんな現象に頭を悩ませた方が多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、同じ体積の筋肉と脂肪を比較すると重いのは「筋肉」だと言われています。筋肉は脂肪に比べて組織の密度が高くギュッと詰まった状態なので、重さだけでみると筋肉量が増える=体重が増えてしまうという現象が起きるのです。
これだけ聞くと体重が増えるなら筋トレはダイエットに向いてないのでは?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、筋肉は身体の中で常にエネルギーを消費しているため、トレーニングを行うことで必然的に消費エネルギー量が増加し減量につながると考えられます。
また、減量かつスリムな見た目を目指すのであれば、筋トレなどの無酸素運動に加えて、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動をとり入れる事がおすすめです。20分以上の有酸素運動は、体脂肪が燃焼されやすくなることが分かっています。
同時に、減量したいからと食事を抜いてしまう人もいるのではないでしょうか。しかし、減量のために食事を抜いてしまうと、必要な栄養素が不足してしまう可能性があります。低脂肪で高たんぱく質な食事を心がけましょう。
時間がないし続かなそうという方は、日常生活動作のレベルを上げてみるところから始めてみましょう。例えばエスカレーターではなく階段を使うなど、些細なことでも筋肉へのアプローチは可能です。
筋肉の重要性を理解し、正しいダイエットでスリムな身体を目指しましょう!