産業お役立ちコラム
骨折リスクがわかる!?
「骨密度」みなさん測定したことはございますか?中高年の方や骨折の経験がある方などは測定したことがあるかもしれませんね。
骨粗しょう症とは
骨密度は骨粗しょう症の診断にも使われ、骨を構成しているミネラルがどれくらいあるかを表しています。骨は常に破壊と形成が繰り返されていて、通常はバランスを保っていますが、これが崩れると骨粗しょう症になりやすくなります。この骨の代謝状態は血液や尿で骨代謝マーカーを測定すると知ることができます。骨代謝マーカーは骨粗しょう症治療薬の選択や、骨折リスクなどの判断にも使われます。
骨粗しょう症の予防
骨粗しょう症予防には食事ではバランスのよい食事に加えて、骨の構成成分であるカルシウムをしっかりとること、カルシウムの吸収をよくするビタミンDをとること、カルシウムが骨になるのを補助するビタミンKをとることなどがあげられます。そして、一度に吸収できるカルシウムの量は限られていますので、1度に大量にとるよりも3回にわけてとる方がおすすめです。また、運動をすることで、骨によい刺激となり強い骨を作ることに役立ちます。太陽に浴びることでも体内で、ビタミンDを作ることができます。外に出てウォーキングを行うと骨に刺激にもなりますし、太陽に浴びることもできるのでおすすめです。
<カルシウムを多く含む食材>
牛乳・乳製品・青菜・大豆製品など
<ビタミンDを多く含む食材>
魚・干ししいたけなど
<ビタミンKを多く含む食材>
納豆・緑の野菜など
骨に良い食事は、まとめてではなく、毎日コツコツ続けることが大切です。3つの栄養素意識して、丈夫な骨作りに役立ててくださいね。