産業お役立ちコラム
香味野菜ってどんな野菜?
みなさん香味野菜ってどんな野菜かご存じですか?薬味との違いはなんでしょう?
薬味とは料理の味を引き立たせてトッピングとして添えて彩を加えるものの総称を指します。
この中でしょうがやにんにく、ねぎ、大葉、みょうがなどの野菜に分類されるものを香味野菜といいます。
では、香味野菜を使用する際のメリットとはなんでしょう。
先にお伝えした味のアクセントを加えるだけでなく、殺菌・抗菌作用や身体を温め消化を助けてくれる作用があるものまで、その働きはさまざまです。一般的にスーパーで手に入る食材から一部抜粋し、それぞれの効果についてご紹介していきます。
しょうが・・・熱を加えることでショウガオールという成分ができます。この成分こそが血行を促進し身体を心から温めてくれる効果を持っているのです。
にんにく・・・香味野菜の代表格。アリシンという成分に疲労回復や免疫力向上、冷え性の改善、動脈硬化防止などさまざまな効果が期待されています。
大葉・・・βカロテンが多く含まれており皮膚や粘膜を正常に保つほか、抗酸化作用があるため老化防止へ効果が期待されています。
みょうが・・・α-ピンネという成分が血流を良くして、大脳皮質を刺激することで眠気覚ましに効果が期待できます。
セロリ・・・アピインとセネリンという二つの主成分が精神を安定させるため、イライラや頭痛を和らげる効果が期待できます。
それぞれの効果を知り、香味野菜を上手に活用してはいかがでしょうか。