産業お役立ちコラム

寝たきりにならないために

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あなたは、「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことはありますか?

「ロコモ」と略されて呼ばれたりもしますが、これは筋力の低下や関節・骨に問題があり、立ち上がったり歩いたりなどの運動機能が低下している状態を指します。

ロコモが続くと、転倒のリスクが高まり、転倒から骨折、結果として寝たきりになってしまうケースが非常に多いです。

運動機能を維持するためには、筋肉量の減少を防ぐことが大事になりますので、食事面から筋肉を健康に保つ方法を見ていきます。

 

タンパク質

タンパク質は筋肉だけでなく骨の材料としても必要な栄養素です。

骨の材料にはタンパク質の一種であるコラーゲンがあります。

タンパク質を構成するアミノ酸には様々な種類があり、体内で合成できない必須アミノ酸と呼ばれているものもあります。

これらは、肉・魚・大豆・乳製品・卵などに含まれているため、1食で23種類のタンパク質を摂取するようにしましょう。

 

ビタミンB6

タンパク質の代謝に必要なビタミンです。

水溶性ビタミンで体内に貯蔵することができないため、毎日摂取することが大切です。

レバー、鶏肉、マグロなどの動物性食品やニンニクやバナナ、玄米などの植物性食品に多く含まれています。

 

炭水化物、脂質

筋肉を動かすのに必要なエネルギー源としてだけでなく、筋肉の維持にも必要な栄養素です。

これはエネルギーが不足すると、筋肉を分解してタンパク質からエネルギーを得ようとするためです。

食事量や回数が減少している場合は十分なエネルギーが摂れていない可能性が高いため、健康食品を利用して必要なエネルギーを確保しましょう。

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筋力維持に必要な栄養素を含む食材は、どれも身近な食材ばかりです。

これらを意識して、現在の筋力を維持またはアップできるよう、取り組んで行きましょう。

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