産業お役立ちコラム

アルブミンについて

アルブミンについて写真

あなたは健康診断をきちんと受けていますか?自分の健康のためはもちろん、毎日安心して生活をするためには、自分の健康状態を把握する事は重要です。今回は、血液検査の項目の一つである「アルブミン」についてご紹介いたします。

■栄養状態の指標

血液検査から分かるアルブミンは、血液中に100種類以上存在しているタンパク質(総タンパク)のうち、もっとも多くを占めるタンパク質のことです。アルブミンは栄養状態の指標で、基準値は3.9g/dL以上、3.5g/dl以下だと低栄養が疑われるなどで、病院や介護施設などでも幅広く使われています。

■食生活の影響

アルブミン値が低くなる原因は様々ですが、主に食生活が大きく影響します。高齢者では、見た目だけでは分からない、かくれ低栄養にも注目が必要です。コレステロールを気にしたり、噛む力が弱くて食べられない、食事量が減ったなどから、肉や魚、卵の摂取が減少すると、タンパク質が不足してしまい、知らぬ間に栄養状態が崩れているかもしれません。

低栄養が続くと、筋肉が落ち活動量も減少し、寝たきりになる可能性も高まります。低栄養にならないよう、また改善するようしっかり食生活を見直してみましょう。

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■生活での注意点

気を付けることは、食事によりエネルギーとタンパク質を摂取することが必要です。エネルギーをとるためには、3食しっかり食べること、間食を取り入れてみること、油脂類を使った料理を取り入れるなどがあります。タンパク質をとるには、肉や魚、卵を積極的に食べること、たくさん量を食べられないときはタンパク質からなる主菜から食べることが必要です。バランスの良い食事を意識して楽しみながらしっかり栄養を確保しましょう。

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