産業お役立ちコラム
パンの脂質について
毎日の朝ごはんは、何を主食に食べていますか?
ある調査によると、パン派63% ごはん派37%という結果がでている通り、パンを選んでいる方も多いのではないでしょうか。たくさんの種類があり、どれもおいしそう・・・なものばかり。ただし、見落としがちなのが、脂質です。基本的にパンには、美味しくするため油脂や砂糖が多く使われています。特に、菓子パンの中には、あんこやクリーム、マーガリン、卵などが使われていたりしますので、主食という分類ではなく、菓子類だと思って食べた方が良い分類になります。
また、総菜パンなら大丈夫と思うかもしれませんが、揚げてあるパンや、マヨネーズがたっぷり入っているパンも多く、脂質が高めのため注意が必要です。ただし、選び方の工夫で脂質に偏らず栄養バランスよくパンを食べることができます。
ぜひ参考にしてみてください
●サンドイッチ→野菜や鶏肉などがはさまれている種類を選べば、食物繊維をはじめ、ビタミン・ミネラル・たんぱく質がとれます
●ベーグル→バターや牛乳を使用せず、茹ででから焼く工程で、低脂質です。食感がもっちりしていて、密度が高く、食べ応えがあります
●フランスパン→小麦粉、塩、酵母(イースト)、水だけで作る生地のため低脂質。食感がハードな為、噛み応えがあり、満腹を感じやすいです。フランスの伝統的な主食パンで、食パンよりも低脂質ですが、バターやジャムの量には気を付けて食べましょう。
お米と比較すると、カロリーや脂質が高いので、量に注意しながら健康的に楽しみたいですね。