産業お役立ちコラム

気を付けたい食中毒

気を付けたい食中毒写真

梅雨に入りじめじめした日が続いていますが、食べ物の衛生管理はしっかり対策していますか?温度・湿度が高いとカビが増えて食品が傷みやすくなり、食中毒の原因になってしまうこともあります。今回は、誰でもできる食品の対策をご紹介します。

■日常生活で気を付ける事

・手指を清潔にする

皮膚には約200種類以上の常在菌が存在していると言われています。汚れた手で食品に触れると、食材が傷みや腐敗しやすくなることから、食事や調理の前には必ず手を洗いましょう。

・冷蔵庫にすぐ戻しましょう

食品自体の温度を低く保つことでカビの繁殖を抑えられます。また、取り出したまま放置しておくと水滴がつくことがあります。これが湿気の元になってしまうので、こまめにふき取りましょう。必要な分だけ取り出したらなるべく早く冷蔵庫へ戻しましょう。

・冷蔵庫もお手入れを!

冷蔵庫の中でもカビは発生します。これは、食べ物の汚れが残ってカビの栄養分になってしまったり、ドアを開閉するたびに外からの空気が入り、湿度があがってしまったりするためです。そのため、梅雨の時期には定期的にお掃除をしましょう。結露や食べ物の汚れはこまめにふきとり、最後に乾いた布で乾拭きをします。アルコール除菌スプレーを使うのも良いですね。 

・保存容器はしっかり閉めましょう

カビの活性には酸素が必要です。そのため食品を保存する際は隙間ができないようしっかり空気を出し、確実に密封しましょう。

冷蔵庫.jpg

カビや細菌が作り出す毒には、熱に強く、ゆでる、炒めるなど家庭での一般的な調理方法では分解できないものもあります。そのため、予防・対策することが重要になります。こまめに取り組み、梅雨の時期も健康に過ごしていきましょう。

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