産業お役立ちコラム
清涼飲料水と糖質
身体を動かしたり暑い日が続いたりすると、ついつい飲みたくなる清涼飲料水、飲んだ時は美味しくて満足はするものの、またすぐ後に飲みたくなることありませんか?自動販売機やコンビニなど手軽に購入できる炭酸飲料やコーヒー飲料などの清涼飲料水は、甘くておいしいため、水分補給のためにと飲む方も多いのではないでしょうか。
しかし、清涼飲料水には多くの糖質が含まれており、水分補給のために飲み過ぎるのは注意が必要になります。そこで今回は、清涼飲料水にはどの位の糖質が含まれているのかご紹介します。
◆清涼飲料水に含まれる糖質の量について
無糖や微糖でない炭酸飲料は糖質の量がとても多く、500mlのペットボトルで角砂糖10個分以上が含まれていると考えられます。他にも、スポーツドリンクには角砂糖5~8個分、缶コーヒーには角砂糖1~3個分の糖質が含まれており、日ごろからよく飲む方は知らないうちに砂糖の摂り過ぎになっているかもしれません。このように清涼飲料水には多くの糖質が含まれているため、過剰摂取すると血糖値が急上昇します。
本来であれば、すい臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げる働きをするのですが、インスリンの分泌が鈍くなり、高血糖状態が続くと、のどが渇き、更に清涼飲料水を過剰に飲んでしまうことに繋がります。肥満や糖尿病の原因にもなるので、水分を摂るときは中身がどのようなものか確認して利用するようにしましょう。