産業お役立ちコラム
魚のたんぱく質について
魚を食べる機会は、週に何回位ありますか?今、魚離れがすすんでいるニュースを聞いた事があると思います。
私自身もお肉が調理しやすく家族も喜ぶ事もあり、お肉料理の機会がどうしても多くなってしまいますが、お魚にしか含まれない栄養素が魅力ですので、もっと摂らなければと日々思っています。今回は魚の栄養素の特徴について解説します。
お魚には・・・
DHA・EPA・アスタキサンチン・タウリンなどの栄養素が豊富に含まれています。DHA・EPAは健康に良いと聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。血液をサラサラにする働きや、記憶力の向上に働きかけることが分かっています。また、鮭などに多く含まれる赤い色素アスタキサンチンは高い抗酸化作用があり生活習慣病の対策や、免疫機能を調節する働きがありますし、いかなどに多く含まれるタウリンは肝臓の働きを助ける働きがあります。
さらに魚のたんぱく質は・・・
アミノ酸スコア(たんぱく質の栄養価を示すもの)が100で、体内に吸収されやすい良質なたんぱく質です。
・しらす干し(100gあたり)40.5g
・ごまさば (100gあたり)31.1g
・べにざけ (100gあたり)28.5g
・まぐろ (100gあたり)46.5g
上記の魚は魚の中でもたんぱく質が多く含まれるものの一例です。是非、取り入れてみてください。
1日に1食は魚のメニューを取り入れるのは理想的ですが、まずは取り入れやすい小魚や缶詰などから取り入れ、摂る機会を増やすことから始めてはいかがでしょうか。