産業お役立ちコラム
調味料を目分量で使っていませんか?
料理には、様々な調味料を使います。皆さん、その都度調味料を量りながら、料理をされていますか?
調味料を計量する大切さ、目的は色々あります。
・料理の味を安定させる
味にブレ(ぼやけた味)が出ないためには、しっかりと計量することで、レシピの味を充実に出すことができます。
また、基本的な調味料のみでも、大さじ1杯あたりの重さ(g)換算を知っておくと便利です。
■砂糖:9g、塩:18g、酢:15g、醤油:18g、味噌:18g、みりん:18g など
・塩分量/糖分量の把握をする
健康のためには、塩分管理の計量だけでなく、甘すぎない味付け、カロリー・糖分過多の予防にも、計量は大切です。
味付けの管理は、大人だけでなく、子供の頃からも非常に重要です。食べやすさが故、味が濃くなりがちな子供向け料理でも、計量と、素材・だしを生かし、将来の健康寿命を意識した、薄味の習慣が非常に大切です。
・味の足し算は可能・引き算は不可能
一度、濃く味付けをしてしまった料理は、薄くすることはできません。しっかりと計量し、少しずつ味を足していきましょう。
「どのくらい調味料を入れたら、どのくらい味が濃くなるか」を覚えるには、何度も計量を行い、味を確かめましょう。そこで初めて“正しい目分量”が出来上がります。
一度作った料理を、二度目に作る際、“何となくの目分量”で仕上げていませんか?おいしく仕上げるにも、繰り返ししっかりとした計量が必要です。
計量スプーンで正しく計って健康的に食事を楽しみたいですね。