産業お役立ちコラム
ストレスと運動の関係とは?
秋から冬になるにつれて、日照時間が短くなってきました。太陽の光は、景色をただ明るくしてくれるだけではなくて、私たちの身体にも様々な影響を与えます。
体内時計をリセットしたり、ビタミンDを作ったり、セロトニンの分泌を促進したり、どれも欠かせない働きばかりですね。
「セロトニン」とは?
「セロトニン」は、脳内の神経伝達物質で、精神を安定させる働きがあります。そのため、ストレスをコントロールするのには欠かせない物質と言われています。
この「セロトニン」が不足してしまうとどのようなことが起きるのでしょうか。気分の落ち込みや、意欲の低下、イライラする、睡眠が浅くなるなど、多くのことに影響を及ぼす可能性があります。
毎日の生活で気を付けることとは?
食事ももちろん大事ですが、実は、「セロトニン」は食事のほかにも軽い運動でも増やせることが分かってきました。ウォーキングや軽いランニング、サイクリングなど、有酸素運動が適していると言われています。
ポイントは、身体が温まり軽く汗ばむ程度に行なうことです。目安としては、1日約20分程度の運動がおススメです。
できたら、太陽の下で行うとビタミンDの生成にも繋がるので、一石二鳥ですね。寒くなってくるこの時期も、自分の体調と相談しながら運動を取り入れて、気持ちの面からも元気に生活できるよう心掛けていきましょう。