産業お役立ちコラム
バナナの魅力、ご存知ですか ?
バナナと言えば、一年中果物売り場に並び、皮をむくだけで食べられる手軽さからおやつとして常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
バナナのほとんどは炭水化物で、これは脳のエネルギー源になる大切な栄養素です。他にも、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEなど、この時期に摂りたい栄養素を豊富に含んでいます。
注目したいのがビタミンB6
免疫の材料になるたんぱく質の吸収を助けるため、不足すると免疫機能が低下しやすくなります。さらに口内炎、貧血など様々な不調が現れます。
バナナ1本でビタミンB6の1日の推奨量1/3程度が補えるので、おやつはお菓子ではなく、バナナを取り入れるのも良いですね。
体内でも合成できるビタミン6
ビタミンB6は、食事から摂取するだけではなく、腸内細菌によっても作ることが出来ます。ただ、抗生物質を長期服用されている方は腸内細菌の環境が乱れやすくなるため、より食事から意識して摂れるよう注意したいですね。
また、このようなお薬を使用される際は腸内環境を整える乳酸菌や、乳酸菌のエサとなる水溶性食物繊維なども、心掛けるようにしましょう。
徐々に寒くなり、冬の足音が近づいてきました。これからの季節は日照時間が短くなるため、生活リズムが乱れがちになり、気分も落ち込み気味になる方もいるかもしれません。
これはセロトニンというホルモンが関係していますが、バナナにはセロトニンを作るためのアミノ酸とビタミンB6が含まれているため、栄養たっぷりのバナナを食べて、この冬も元気に乗り越えていきましょう!