産業お役立ちコラム
アンチエイジングに役立つ対策とは?
「肌のくすみやシミが気になる・・」「若い時より、瘦せづらい・・」など感じている方は、いませんか?
年齢を重ねると、誰でも身体に変化が現れますが、一方でアンチエイジングという「老化を抑えること」を意味する言葉があります。
今回は、身近で手軽に始められる方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【老化と酸化の関係】
老化は、体の中で起きる「酸化」が大きい要因といわれています。
酸化は若い時も起こっていますが、特に40代以降には、老化に直結しやすく大敵といえます。
また、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、がんやうつ、他にもシミ、シワ、タルミといった美容的な問題、運動能力低下の原因となることも分かっています。
【対策:「体が錆びる」酸化】
私たちは、摂取した糖質や脂質に、外気から取り込んだ酸素を反応させて、生きるためのエネルギーをつくりだしています。
ただし、酸素を吸うたびに、老化や病気に大きく関係している「活性酸素」も発生します。その活性酸素が体の細胞に入り、たんぱく質、脂質が酸化(錆びる)します。
一方、私たちは活性酸素を消去する抗酸化酵素を持っていますが、残念ながら40代からは減ってきてしまいます。
ただし、食事からも抗酸化物質は十分補えるのです。
【抗酸化栄養素】
ベータカロテン:ニンジン、カボチャ、ほうれん草など
ビタミンC: レモン、ミカン、ブロッコリー、小松菜など
ビタミンE:アーモンド、ほうれん草、カボチャ、イワシなど
ポリフェノール:赤ワイン、ブルーベリー、ココア、緑茶、リンゴ、大豆など
フラボノイド※ポリフェノールの一種:レタス、春菊、玉ねぎ、大豆、緑茶など
野菜の1日の目標量は1日350g。そのうち120gを緑黄色野菜でとることが推奨されています。
また、日々こつこつ摂ることが大切です。ただし、野菜の抗酸化成分だけを摂ればよいのではなく、たんぱく質との組み合わせが大切です。
改めて野菜の力を、アンチエイジングに役立てませんか?