産業お役立ちコラム
【管理栄養士監修】調理法で栄養素の量が変わる?!効率的な栄養摂取のコツとは?
皆さん、知っていましたか?
同じメニューでも、下処理方法の違いによって栄養の摂取量が大きく変わってくるそうです。
今回は、管理栄養士監修のもと、なるべく多くの栄養素を残す方法についてご紹介いたします。
せっかく食事を摂るなら、少しでも多く栄養を身体に入れたいですよね♪
☆ピーマン・・・中の綿と種を残して調理しましょう。
綿部分には血流をよくする働きのあるピラジンと唐辛子に含まれるカプサイシン、
種には血圧を下げる働きをするカリウムが含まれます。カリウムはむくみにも効果的な成分ですので
今日はなんだかお顔が浮腫むなあ・・って日にもおすすめですね♪
☆トウモロコシ・・・ヒゲ部分も使いましょう。
「めしべ」であるトウモロコシのヒゲにはカリウムをはじめ、多くの栄養素が含まれます。
漢方や薬膳でも重宝されるヒゲは、生の実の部分と一緒に炊き込みご飯にすると、
自然の甘味で本当においしく仕上がります。
さらに芯の部分も一緒に炊き込むとよい出汁となります。炊きあがったら取り除きましょう。
☆白菜・・・皆さん外葉から使っていませんか?
生長点である芯の部分から使用することで外葉の栄養分の損失を抑え、鮮度やおいしさも長持ちします。
☆大根の葉・・・大根の葉はすぐに切り落としてから保存しましょう。
葉が付いたまま保存すると身部分の栄養がどんどん葉に吸収されてしまいます。
☆根菜類の皮・・・なるべく剥かずに使用しましょう。
身部分よりも皮に栄養のある根菜類は非常に多いです。
タワシなどできれいに洗い剥かずに調理しましょう。
剥く場合は薄剥きピーラーなどを使いなるべく薄めに。
如何でしたか??白菜や大根など、旬の野菜の情報はすぐにでも取り入れたいですね♪
捨ててしまっていた栄養素、今日から上手に摂取していきましょう!