産業お役立ちコラム
果物が持つチカラ
あなたはどんな果物が好きですか?果物はおいしいだけではなく、豊富な栄養素も魅力の一つですよね。今まで食べていたあの果物こんな力があった?!なんてことあるかもしれません。今回はそんな果物の特徴と栄養素の秘密をご紹介します。
バナナはヨーグルトと相性抜群
通年店頭に並んでいるバナナですが、皮が黄緑がかった時に収穫され、店頭に並ぶまでに皮が黄色となり、熟してきます。表面に黒い斑点が出てきたら食べ頃。オリゴ糖を豊富に含んでいるため、ヨーグルトと食べ合わせることで、腸内環境を整える力がアップします。
いちごは眼精疲労にも良い
ビタミンCを豊富に含んでおり、中くらいの大きさなら10粒ほどで1日に必要なビタミンCの量をとることができます。赤い色素であるアントシアニンは、抗酸化作用や眼精疲労回復などの効果があります。
りんごは疲れを癒す
酸味の正体はリンゴ酸やクエン酸で、疲れを癒す効果があります。りんごにはポリフェノールが多く含まれており、血流を改善する効果や老化から体を守る抗酸化作用の働きが知られています。 りんごに含まれるポリフェノールの主成分であるプロシアニジンは、果肉の部分にも含まれるため、丸かじりでも皮をむいても摂取できます。
みかんの袋や白い筋は食べよう
実を覆っている薄皮や白い筋に含まれるヘスペリジンは、血管壁を強くしたり血液のめぐりを改善したり様々な働きが報告されています。みかんを食べるときは、ぜひ薄皮や白い筋ごと食べるのがおすすめです。
たくさんの魅力がある果物。毎日の食生活に取り入れてみましょう。
引用元:「一般社団法人 青森県りんご対策協議会 青森りんご」(https://www.aomori-ringo.or.jp/component/)
「最新版 知っておきたい栄養学」白鳥早奈英(監修)