産業お役立ちコラム
カルシウム不足はストレスのもと?
仕事やプライベートと、毎日の忙しい生活の中でストレスという言葉が当たり前のように使われるようになりました。肉体的な疲れだけではなく、人とのコミュニケーションなどストレスの原因には様々ありますが、その一つに「カルシウム」の不足が関係しているかもしれません。
カルシウムの役割
カルシウムというと、骨や歯をつくるのに必要なもの、というイメージが強いですが、実はそれ以外にも、神経の興奮を抑える働きがあります。カルシウムは日本人では不足しやすい栄養素と言われていて、吸収率が悪いだけではなく、汗からも流れ出てしまうため、意識した食生活が大切です。イライラする日が続く際は、食事が3食摂れているか、カルシウムは不足していないか、見直してみると良いかもしれません。
補うために
カルシウムは、牛乳やチーズなど乳製品で吸収率が高いため、補給におススメな食材です。他には、イワシやししゃもなどの小魚や、小松菜やモロヘイヤなどの野菜にも含まれています。なお、カルシウムはビタミンDと一緒に摂ると吸収率をアップさせることができるため、ビタミンDを含むキノコ類との相性は抜群です。また、ビタミンDは日光を浴びることで体内でも生成されます。日照時間の少ない冬も、お昼時間を利用して日向ぼっこするのも良いですね。
毎日を忙しく過ごしていると、自分を大切にすることを忘れがちです。カルシウムはもちろん、栄養が不足することの無いようしっかりと食事を摂って、休息を大事にしましょう。