産業お役立ちコラム
りんごの栄養素とは
「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがイギリスにあるのをご存知ですか?
これは、りんごを食べると病気にならず、医者にかかる必要がないと言われることが由来となっているそうです。
今回は栄養価が高く、世界中で好まれている“りんごの栄養”についてお話します。
含まれる栄養素は?
カリウム・・・体内の余分なナトリウム(塩分)を排出してくれるため、高血圧やむくみの対策になります
食物繊維・・・水溶性食物繊維のペクチンが含まれています。皮と果肉に含まれており、コレステロールの吸収を抑制してくれる作用があるほか、血糖値の上昇抑制にも役立ちます。また、善玉菌のエサになり腸内環境を整えてくれます
ビタミンC・・・コラーゲンを生成し、毛細血管や軟骨などを健康に保ち、皮膚でメラニンが生成するのを抑える作用があることから、日焼け対策に役立ちます。また、鉄の吸収を高めてくれるので、貧血にもおすすめできます。
りんごポリフェノール・・・主成分をプロシアニジンといい、りんごの皮に多く含まれるポリフェノールの一種です。強い抗酸化作用があり活性酸素を除去する効果や、動脈硬化を防ぐ働きが期待できます。
このように、多くの優れた栄養面を持つりんごは、皮ごと食べるのがより多くの栄養素がとれるため良いでしょう。ただし、残留農薬や汚れなどを落とすために、よく洗って食べるようにしましょう。
一般的にりんごの旬は11月〜2月。この時期多くの品種が店頭に並びます。1日1/2~2/3個程度を目安に、おいしく食べ比べて健康に役立ててくださいね。