産業お役立ちコラム
レバーの魅力について
あなたはどんなお肉が好きですか?カルビやタンなど人気が高いですが、レバーが好きという方も多いのではないでしょうか。今回はそんなレバーの魅力についてお伝えします。
レバーの正体
レバーとは肝臓のことで、牛、豚、鶏などの種類によって形・大きさ・におい・味わいが異なります。
・牛レバー
ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンCが豊富。豚や鶏のレバーより臭みがあるので、利用する際は十分に水か牛乳にさらして、血抜きを行いましょう。焼肉のレバーでもお馴染みです。
・豚レバー
脂質が少なく、たんぱく質、鉄、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンCが豊富です。特に鉄の含有量は他の食材に比べてトップクラス。
・鶏レバー
たんぱく質、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンCが豊富です。牛や豚のレバーに比べ、臭みが少ないのが特徴。焼き鳥のレバーでも人気が高いですね。
レバーが苦手な方
レバーに含まれる鉄は補給源として最高の食材です。レバーが苦手な方は、鉄の補給源として赤身の肉(動物・魚)やほうれん草やモロヘイヤなどの野菜を摂るように心掛けましょう。野菜に含まれる植物性の鉄は、お肉の動物性よりも吸収率が低いため、色の鮮やかな赤ピーマンや黄色ピーマン、ブロッコリー、にんじん、レモンなどのビタミンCやβカロテンなどを含む食材と一緒にとることで、吸収率が高められます。
注意点として、レバーの食べすぎはビタミンAの過剰摂取となる可能性があるため、毎日摂り続けるのは良くありません。たまに食べるレバーを楽しみに、毎日の食事も栄養バランスを気にしながら健康生活を目指して行きましょう。