産業お役立ちコラム

女性の低栄養

女性の低栄養写真

この飽食の時代に“栄養障害”に陥る人が増えている事実ご存じでしょうか。
見た目で体格が良くても、脂質や糖質ばかり摂っていてたんぱく質などの栄養が不足していれば、体にとっては低栄養の状態となります。いわば、“かくれ低栄養”とでもよぶべき、由々しき事態です。
カロリーがしっかり足りており、むしろ“栄養過多”であっても起こりえるのは、「極端に偏った食事による栄養素の不足」が原因であり、特に不足しやすいのはタンパク質とミネラルといわれています。

また65歳以上の高齢者女性の、23割は、低栄養傾向がみられる事がわかっています。年齢が上がるにつれて、口腔環境や生活環境など様々な問題から、知らず知らずのうちに低栄養状態が続きます。食事量が減り、肉や魚などのたんぱく質を食べなくなることから、全身の筋肉量や筋力が減少する、“サルコペニア”に陥りやすくなります。「ご飯しっかり食べて!」とご家族から言われても食べられず、辛い思いを抱えている方もいらっしゃいます。

低栄養の症状

元気が出ない、活動量の低下
風邪や感染症にかかりやすい
ご飯食べる気にならない
口が乾いている
貧血になりやすい

 

低栄養状態にならないためには?

メタボ世代には、ベジタブルファーストという食べ方を推奨しますが、食事量が少ない方は、体を作るたんぱく質となるおかずを先に食べることや、間食にかまぼこ、ヨーグルト、チーズといった動物性たんぱく質を食べ事もよいでしょう。

どうしても食べられない時は、プロテインなどたんぱく質を強化してある栄養補助食品などを活用するのもおすすめです。

ご自身とご家族の健康ケアを含めて、栄養の偏りや不足がないように、日々意識してみてくださいね。

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