産業お役立ちコラム
骨とコラーゲン
骨粗しょう症予防にはカルシウムをとれば大丈夫と思っていませんか?
実はカルシウムだけでなくコラーゲンも骨に重要であることはご存知でしょうか?
骨の構成成分はカルシウム・ミネラル70%、コラーゲン30%となっております。
カルシウムやミネラルは骨の硬さを、コラーゲンは骨の土台となり、さらにしなやかさをつくり出しています。
コラーゲンが不足すると骨の土台がもろくなり、骨の質量が少なくなります。これをきくとカルシウムばかりとっていても骨は強くならないことがわかりますね。
コラーゲンはサプリメントでとるイメージが多いかと思いますが、実は食品からでもとることができ、豚肉、湯葉、高野豆腐、ゼラチンなどに多く含まれています。
コラーゲンを効率よくとる方法
コラーゲンは、アミノ酸とビタミンCを材料に、鉄分のサポートを受けて合成されてできるため、体内に十分な鉄分を保持しておくことで、効果的にコラーゲンを合成することができます。
特に女性は、月経やダイエットにより鉄分が不足しがちなので、コラーゲンとあわせて鉄分も積極的に摂取が必要です。
鉄分が多く含まれている食品
レバー、ひじき、大豆、ほうれん草、小松菜など
ビタミンCが多く含まれている食品
キウイ、レモン、イチゴ、キャベツ、ブロッコリーなど
おすすめの食べ方
・キャベツと高野豆腐のひじき和え
高野豆腐(コラーゲン)、ひじき(鉄分)、キャベツ(ビタミンC)
・フルーツゼリー
ゼラチン(コラーゲン)、いちご、キウイフルーツなどの果物類(ビタミンC)
日々の食事からいろいろな食材を摂り、バランスの良い理想的な食事に近づけることが大切です。まずは食生活を見直してはいかがでしょうか。