産業お役立ちコラム
ビタミンの過剰症とは?
食事で大切なことは、「栄養バランス良く摂る事」ですが、分かっていても毎食続けるのは難しいですよね。
ですが、食事から私たちの身体は作られていますので、ちょっと食べすぎかな?栄養足りていないかな?と思ったときは、一日から三日間の中でバランス調節を行う習慣を付けることが健康維持のコツです。
“ビタミンの過剰症”に注目
栄養素の一つにビタミンがあります。
これは、脂溶性と水溶性の二つに分けることが出来て、体内で十分に合成ができないため、食材から摂取する必要がある栄養素です。
水溶性ビタミンは多く摂取しても、利用できない分は尿へ流れ出てしまいますが、脂溶性ビタミンは体内に溜まりやすい性質があるため、欠乏症だけではなく、大量にとった場合は過剰症が起きる可能性があります。
例えば、脂溶性のビタミンAで過剰症が起こると、頭痛、めまい、発熱、吐き気を引き起こすとも言われています。
一般的には、毎日の食事がバランスの良いものであれば、栄養素の過剰症は起こりづらいですが、健康食品やサプリメントなどで含有量の高いものを日常的に使用している場合は注意が必要です。
厚生労働省の作成する「日本人の栄養摂取基準」では、摂取不足だけではなく、過剰摂取の回避を目的として、「耐容上限量」が設定されていますので、健康食品やサプリメントを利用している方は一度確認してみましょう。
健康食品の利用
毎日の食事で不足しがちな栄養素を補う手段の一つに健康食品があります。
現在、自分の栄養状態がどの程度なのか、何の栄養素が不足しているのか、日ごろから意識して、自分に合った健康食品の利用を心掛けて行きましょう。