産業お役立ちコラム
品薄が続く…鶏卵の栄養について
最近、鳥インフルエンザなどの影響で品薄が続き、卵の値段が高くなっていますね。
そんな卵ですが、「完全栄養食品」と言われているのはご存知でしょうか。
実は、卵にはビタミンCと食物繊維以外すべての栄養素がバランスよく含まれており、栄養豊富な食材なんです。
■コレステロールについて
「卵は1日1個まで」という言葉、一度は聞いたことはありませんか?
卵にはコレステロールも含まれていますが、他にも摂りたい栄養素を多く含んでいるため、極端に避ける必要はありません。
しかも、卵に含まれるレシチンやオレイン酸にはコレステロール値を下げる働きがあることが分かっていますので、おかずや副菜などで卵料理を取り入れることは、栄養を補う意味でもとても大切です。
■豊富な栄養素
卵には、体内で作ることができない必須アミノ酸がバランスよく含まれていますので、大事なたんぱく源でもあります。
また、卵黄にはリン脂質という、脳や神経組織、細胞を作る材料が多く含まれ、更にはビタミンやミネラルも豊富です。
卵白も高タンパクかつ低脂質なことに加え、体内の代謝を促すビタミンB群が含まれていて、まさに完全栄養食と言われる所以がここにあります。
いかがでしたか?
卵は美味しいだけではなく、栄養素も他の食材より飛びぬけて豊富に含まれています。
調理法や他の食材との組み合わせが様々で、私たちの生活に欠かすことは出来ません。
ブロッコリーやパプリカなど、食物繊維やビタミンCを多く含む食材と一緒に食べるのが上手い組み合わせです。
食べ過ぎや、食べなさ過ぎには気を付けて、健康生活を目指して行きましょう。