産業お役立ちコラム

パイナップルの栄養と食べ方

パイナップルの栄養と食べ方写真

葉つきのトロピカルフルーツ“パイナップル”がよく出回る季節になりました。その鮮やかな外見と甘酸っぱい味は、多くの人に愛されていますね。パイナップルの栄養や食べ方についてご紹介します。

◆どうやって食べると良い?

ずばり、生食がおすすめです!パイナップルには水に溶け出しやすいビタミンCやカリウム等の栄養素の他、熱に弱いブロメライン等の酵素が含まれるからです。丸ごと1個購入しカットしたら、数日なら冷蔵保存もできますが、1ヶ月程保存するなら冷凍保存が便利。使う時も冷凍か半解凍の状態で食べると栄養素の流出を最小限に抑えることができますよ。

◆パイナップルの栄養と特有の酵素

甘酸っぱくてジューシーなパイナップルは、食物繊維、ビタミンC、βカロテン、ミネラルなど美容や健康にも嬉しい栄養素が含まれています。

突然ですが、パイナップルを食べて口の中がピリピリした経験はありませんか?実は、これはブロメラインというタンパク質分解酵素の働きによるもの。食べ過ぎると口の中の細胞がダメージを受けてしまうので気をつけましょう。

一方で、動物性タンパク質の消化吸収を助けてくれるのでお肉料理などと食べると胃もたれや消化不良の予防にも効果が期待できます。ただ、このブロメラインは60℃以上の加熱をすると活性が失われてしまう為、短時間の加熱か低温での調理がおすすめです。なお、缶詰は加熱殺菌されているため酵素の働きは期待できません。せっかくの栄養を美味しく無駄なく摂るには、生のまま食べるのが一番と言えるでしょう。

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ただし、パイナップルには果糖が含まれており、大量に摂取すると血糖値が上昇する可能性があります。 糖尿病や血糖コントロールが必要な方は、適量を守っておいしく楽しみましょう。

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