産業お役立ちコラム
疲れ目によい栄養素
みなさん日頃パソコンやスマートフォンの操作で目に疲れを感じることはありませんか。
パソコンやスマートフォンの操作などで画面を見続けると、まばたきの回数が減り、目の表面が乾いて疲れを起こします。
また、ダイエットや偏食などで目の健康に必要な栄養素が不足してしまうことも。
食事を工夫することで疲れ目を改善していきましょう。今回は疲れ目に効く日常摂りやすい栄養素についてご紹介します。
・ビタミンA
涙の量を増やして目の粘膜をうるおし、乾燥から守る働きがあります。
また、ビタミンAは目の網膜にある膜たんぱく質であるロドプシンの主成分です。
ロドプシンを活性化させることで疲れ目に効果が期待できます。
ビタミンAはうなぎやレバー、緑黄色野菜に多い栄養素です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので脂質と合わせることで吸収率がアップします。
・アントシアニン
青紫色の色素。目の網膜のロドプシンの再合成を助け、目の働きを高めて疲れ目などに効果的です。
ブルーベリーやぶどう、なすなどに豊富に含まれる栄養素です。
・ルテイン
緑黄色野菜や卵黄などに含まれるルテインは、抗酸化作用で紫外線や老化から目を守る働きがあります。
また、目の疲れの改善には、ツボ押しも効果的といわれています。
特に、目頭のくぼみにある「晴明(せいめい)」は、両手人差し指で挟み込むように押すと疲れ目に効くと考えられています。
他にも、足の甲、人差し指と中指の間にある骨は「眼晴(がんせい)」と呼ばれ、親指で30回程度押しもむことで、ドライアイの解消効果が期待できます。
食事療法とあわせて、試してみてはいかがでしょうか。