産業お役立ちコラム
梅の栄養って?
あなたは梅を食べる習慣はありますか?梅と言えば、梅干しを一番に思い浮かべる方も多いかもしれませんが、その他にも梅酒や梅ジャム、梅ジュースや梅昆布など、食材だけではなく、アルコールや調味料、菓子など幅広く使われていますね。
季節で見ると6月が梅仕事の時期になりますが、実は6月の「梅雨」の由来もこの時期に梅が熟すため梅雨という字が使われるようになったと言われています(諸説あり)。
■梅の栄養について
熟した梅の香りはとても豊潤で思わずそのまま食べてしまいたくなるくらい良い香りがします。では栄養素はどうでしょうか?
カリウム・カルシウム・マグネシウム・リンなどのミネラルと、クエン酸が含まれるため疲労軽減効果などが知られています。その他にも消化液の分泌促進効果やコレステロールの改善、抗酸化の働きがあると言われています。また、梅の抗菌作用も知られており、お弁当に梅干しを入れる方も多いのではないでしょうか。梅干しは好きだけれど塩分が気になるという方もいらっしゃいますね。そのような方におすすめしたい食べ方があります。梅干しを調味料の代わりに使用してはどうでしょうか?細かく刻み炒め物やあえ物に加えるとパンチの効いたよいアクセントになり、味付けを抑えられるため減塩の効果も期待できます。梅好きな方は、梅干しを作ってみるのもおススメです。自分で作った梅干しは格別においしく、毎年できあがり具合が違うのも醍醐味です。時間が経った後の味の変化も楽しめますよ。梅干しを上手く利用して健康生活を目指して行きましょう。