産業お役立ちコラム
モツの栄養とは?
みなさん、モツを食べる機会はありますか?モツとは牛や豚、鶏の内臓の事です。
焼肉屋さんをはじめ、実際どの部位を食べているのかまたどのような栄養が含まれているのかなど、モツの楽しみ方をご紹介します。
■部位
メニュー名と内臓の部位を確認すると、改めて余すところなく食べていることがわかりますね。
タン→舌、ホホ→ホホ肉、ハツ→心臓、ミノ→第1胃、ハチノス→第2胃、センマイ→第3胃、ギアラ→第4胃、ハラミ→横隔膜付近の肉、サガリ→肋骨側の厚い肉、レバー→肝臓、丸腸→小腸、しま腸→大腸です。
■栄養
今までの概念だと、脂質が多いというイメージが強いと思います。しかし、本当は高たんぱくで、低脂質なものが多い食材なのです。特に、ハラミとサガリはサシが少なくヘルシーです。また、ビタミンでは、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラルではカルシウム、鉄、カリウムが多く含まれています。レバーにはマグネシウム、丸腸には葉酸も多く含まれています。特にビタミンB群は疲労回復やストレス解消に効果的であり、モツ料理を食べることで元気を取り戻すことができます。 さらに、コラーゲンやアミノ酸も多く含まれており、美肌や健康促進にも役立ちますし、ダイエットやトレーニング中に最適の食材ですね。
■調理方法
独特の食感とコクのある味わいが特徴です。 そのまま焼いたり、煮込んだり、スープに入れたり、調理方法も豊富です。ホルモンや、煮込むことで柔らかくなるモツ煮込みなど、様々な料理が楽しめます。さらに、モツの食べ方も魅力の一つです。 串焼きやしゃぶしゃぶ、焼きそばのトッピングとしても人気があります。 特に、熱々の「モツ鍋」は、冬の定番料理として広く愛されています。モツが野菜やスープの旨みを吸いながら、一緒に煮る様子は、食欲をそそりますね。
最後に、モツはリーズナブルな価格帯も魅力の一つです。気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。