産業お役立ちコラム

秋が旬、かぼちゃの魅力

秋が旬、かぼちゃの魅力写真

秋が旬な食材はたくさんありますが、今回は甘くてホクホクして美味しいかぼちゃをピックアップしたいと思います。秋にかぼちゃ?と思う方も多いかもしれませんが、夏の収穫されたものが追熟し、9~11月頃が食べ頃になると言われています。

かぼちゃの栄養素

甘みが強いことから、カロリーや糖質が多い食材の印象を持たれがちなかぼちゃですが、実は皮まで栄養たっぷりの野菜なんです。特にご紹介したいのが、かぼちゃの鮮やかな黄色であるβカロテンです。現在、日本で流通量が最も多い西洋かぼちゃは、皮つきでβ‐カロテンを3,900μg(可食部100gあたり)と豊富に含んでいます。そのため、皮ごと食べると栄養を効率よく摂ることができます。

βカロテン

体内で必要に応じてビタミンAに変換され、その働きには目や皮膚の粘膜を健康に保ち、抵抗力を正常に保つ役割があります。粘膜が丈夫になったり皮膚が正しく機能することで、ウイルスなどの外敵から体を守り、感染症を予防して、体全体の免疫力を高めることに役立ちます。そのため、ビタミンAが不足すると、粘膜や皮膚が傷つきやすくなったり、乾燥を感じやすくなったりしてしまいます。またβカロテンは他のビタミンやミネラルの働きを活発にする作用もあり、相乗効果も注目されています。

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これから乾燥が気になる季節になり、風邪もひきやすくなります。かぼちゃに含まれる栄養素を味方にして、秋の魅力を楽しみましょう。

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