産業お役立ちコラム
ビタミンはお肉で摂取する?
ビタミンと聞くと野菜や果物を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
実はお肉も立派なビタミンの供給源であることご存じでしょうか。実は、食肉やレバーなどの内臓は、野菜、果物と同じように水溶性のビタミンB群や脂溶性のビタミンAなどを多く含みます。
【豚肉のビタミンB1】
豚肉は特にヒレ肉に含まれるビタミンB1が他の部位と比べて顕著です。鶏肉はむね肉やささみがビタミンB6などの含有量として他の部位に比べて豊富です。ラム肉はビタミンB12が多く含まれています。
【レバーのビタミンA】
レバーはビタミンAの重要な供給源であり、他にもビタミンD、Kも含んでいます。また、豚や牛のレバーはビタミンB2、B6も豊富です。
【水溶性ビタミンとは?]
ビタミンB1は糖質代謝などに深く関わっています。アルコールやご飯が好きな方は不足しないようにしたいビタミンです。ビタミンB2は脂質代謝、ビタミンB6は主に皮膚や粘膜を健やかに保つ働きをしています。ビタミンB12はタンパク質や脂肪酸の代謝、血液形成に関わっています。
【脂溶性ビタミンとは?】
ビタミンAは皮膚や粘膜を健やかに保ち、視覚にも関係しています。ビタミンDは主に骨格や歯を正常に保つサポートをします。ビタミンKは、血液凝固や骨の健康に関係しています。
ビタミンは身体に欠かせない栄養素です。お肉も身近なビタミンの供給源であり、あわせて野菜やごはん類といっしょに摂ると、栄養バランスが自然に整うことを、今日からの食事の参考にしてみてくださいね。