産業お役立ちコラム
冬野菜 ほうれん草の魅力とは?
冬に旬の食べ物は白菜、大根、ねぎ、鰤、鱈、みかん、ゆずなどいろいろありますが、今回はほうれん草についてご紹介します。
突然ですが、ほうれん草の花言葉をご存知ですか?実は「健康」、「活力」という言葉なのです。栄養価が高く、食べると健康になることが由来と言われています。
子どもから大人までほうれん草を食べて寒い時期の健康づくりに役立てましょう。
【ほうれん草の栄養素とは?】
ビタミンだけでなく貧血予防にも役立つ栄養が豊富なほうれん草。鉄分が多く、葉酸も含まれるので女性にはぜひ食べていただきたい野菜です。
鉄分を効率的にとるにはビタミンCを含んだ果物、野菜と一緒に食べることです。冬が旬のほうれん草は栄養価が高く、ビタミンCは夏のほうれん草の約3倍含まれているため、鉄分をしっかりとりたいときに最適ですよ。
【ほうれん草はゆで過ぎに注意!】
ほうれん草のえぐみはシュウ酸という成分によるものです。生でほうれん草を食べにくいのはこのためですね。
電子レンジでは抜けにくいのでゆでる調理法が適しています。ゆでるとえぐみは和らぎますが、抜くために長時間ゆでてしまうと、火が通りすぎて食感がなくなり、水溶性のビタミンが損なわれてしまいます。
火が通りにくい根元から、全体で2~3分ゆで、冷水でしめるとよいでしょう。最後の水にさらす工程もえぐみを抜くポイントです。
ほうれん草は冷凍しておくと、もう1品欲しいときや、お味噌汁の具などすぐに使うことができるので便利です。これから寒い日が続きますがほうれん草を食べて健康に過ごしましょう。