産業お役立ちコラム
秋バテで困っていませんか?
夏が明けたのになぜか食欲が出なかったり、からだも怠かったり、何かしらの不調を感じていたりしませんか?実はその原因は「秋バテ」かもしれません…。秋バテの主な原因として、季節の変わり目の気温差や気圧の変化にからだが対応しきれず、自律神経が乱れがちになること、また夏の間に冷たい物の摂り過ぎて内臓が冷えてしまっていることなどが、秋に下痢や便秘、食欲不振など消化器症状が出やすくなる一つと考えられます。そこで今回は、秋バテ対策におススメな旬の食材を紹介します。
■1つ目「さつまいも」
エネルギーのもとになる糖質やエネルギー代謝にかかわるビタミンB群が豊富で、疲労回復にも繋がります。また、さつまいもを切ったときに出る乳白色の液体は「ヤラピン」という成分で整腸作用が期待されています。含まれている食物繊維とヤラピンの相乗効果で、腸内環境が気になる方にもおススメな食材ですね。
■2つ目は「かぶ」
かぶの葉にはβ-カロテンが豊富に含まれているため、粘膜を丈夫にして体外からのウイルスや細菌の侵入を防ぎ、からだ本来の免疫力を維持する上では欠かせません。普段は根の方しか食べないという方は、みそ汁などで葉も一緒に摂ることで栄養素もしっかり補っていきましょう。
■3つ目は「山芋」
山芋に含まれるでんぷん分解酵素の「アミラーゼ」が消化を助けてくれます。これは熱に弱いため、そのまますりおろしてご飯にかけたり、サラダにするなど生のままで食べるのがおススメ。他にも、ビタミンB群や腸を整える食物繊維も豊富です。
秋バテ対策は、旬な食材を取り入れたり適度な運動でも予防できるため、無理のないペースで秋バテ対策を行い、夏の疲れをとり秋も満喫しましょう!