産業お役立ちコラム
快適な睡眠を得るには寝床環境と様々な外部要因が大切
急に暑くなり、身体が暑さについていけていない人も多いと思います。ニュースでは、「節電を考えエアコンを余りつけないように工夫していたら、具合が悪くなり、熱中症で救急車で運ばれた。」と放映されていました。私の働くオフィスでも救急車が忙しそうに走っている音が最近よく聞こえてきます。
皆さん、夜眠りづらくなっていませんか?オフィスは寒く、外に出ると暑い。なかなか身体がついていかず、自律神経の乱れを感じて少々疲れている人も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、少しでも身体を休められる為に睡眠の環境についてお届けします。
寝床内環境
寝具で作る快適な睡眠を得るための最も大切な条件は、「温度」と「湿度」です。日本睡眠科学研究所では、理想的な寝床内温度・湿度を明らかにするために数々の実験を重ね、その結果、「温度33±1℃」「湿度50±5%RH」という数値を導きだしました。
室温と寝具の関係
快適な睡眠は、寝床内環境をはじめ寝室の広さ、色彩、照明、騒音など、さまざまな外部的要因が、眠りに影響を及ぼし、それらを考慮して初めて快適な寝室環境を実現することができます。ここでは、室温とお布団をどんなものにしたら良いのかご紹介します。
画像引用元:ふとんの菅原
夏は湿度も温度も高く眠りづらい
夏は湿度や温度も高く寝苦しく感じると思います。身体の深部体温が下がることにより、眠る準備に入るので、夏は身体の周囲の温度や湿度が高く眠りづらいのです。上手にエアコンなどを使い、空調を調整する事も良いですが、眠る前に湯舟に浸かる、軽くストレッチをして体温を上げる工夫も取り入れてみると更に良いでしょう。質の高い睡眠を取れるようにし、しっかりと身体を休め、暑い夏を乗り切りましょう。睡眠前のコップ1杯の水分補給も忘れずに。
引用元:日本睡眠科学研究所(https://www.nishikawa1566.com/company/laboratory/research/kankyo/)