22時～2時に睡眠をとることで成長ホルモンが多く分泌される為「お肌のゴールデンタイム」といわれていましたが、実は、これは正確ではありません。成長ホルモンは、深いノンレム睡眠中に多量に分泌されます。

深いノンレム睡眠を取るために夜更かしない

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠の2種類があり、深いノンレム睡眠は寝付いてからの3時間に多く現れます。朝方になるにつれてレム睡眠が多くなるので、深夜を過ぎて眠ろうとすると睡眠のバランスが崩れ、深い眠りがなかなか取れないという事にも繋がります。

人にもよりますが、一般的に睡眠時間は6～8時間必要と言われています。
多くの人が、朝の6時～8時には起床している事を考えると、午前0時には眠る事で良質な睡眠をとれる可能性が高いといえます。

老け見えしないためにも良質な睡眠を

美容の大敵である「肌のハリ」や「乾燥」が、良質な睡眠がとれないことにより悩みが出やすい事がわかっています。肌の乾燥は、しみやしわの原因や肌荒れの原因にもなるので、女性にとっては怖い存在。そして、熟睡ができない日が続くと、疲れも取れずらくなり体や心も疲弊してきます。

肌のターンオーバーと睡眠

お肌のターンオーバーのサイクルは約1か月です。しかし年齢を重ねるにつれ徐々に遅くなっていきます。昔は傷を作っても跡が残ることはなかったのに、大人になるとなかなか跡が消えないというのもターンオーバーのサイクルが遅くなっている事が原因です。
しかし、加齢以外の原因でもターンオーバーは低下します。実は睡眠不足が一因になっているのです。

高級な化粧品やサプリメントより、まずは良質な睡眠を取る工夫をしてみませんか。高級な化粧品やサプリメントよりも効果がありそうです。